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■辻村(静岡県沼津市)

辻村浜夫さん・彫刻中

西麻布の師匠、蒲田の御大と並んで、
私が尊敬する数少ない業界の先輩、辻村 浜夫さん。

沼津から上京して
印刻界の巨匠・小川瑞雲師(東京・両国)の内弟子となった辻村さんは
印鑑彫刻の面白さ・奥深さにグイグイと引き込まれていきます。

休日も各地の展覧会を観て回って審美眼を高めたり、
またあるときは鎌倉の鶴岡八幡宮などの神社仏閣を訪れて、
本堂などの建造物の屋根の微妙な勾配をじっくりと観察し、
自らが彫刻する文字のカーブに取り入れるなど、
印鑑彫刻職人の道をまっしぐらに突き進んでいきました。

辻村浜夫さん・代表作

しかし、東京での修業期間を満了して沼津の実家に戻った辻村さんを
待っていたのは、ご尊父が経営する印鑑店の次期店主の座ではなく、
道半ばにして急逝なさったお兄様の後を継いで、
フレキソ製版・スクリーン印刷事業部門の責任者になるという、
まさに青天の霹靂たる緊急事態でした。

それまで印鑑一筋の辻村さんは、製版・印刷のことなどほとんど知りません。
しかし持ち前のバイタリティーで
多岐にわたるノウハウを驚くべき短期間で自家薬籠中のものとした彼は、
製版・印刷部門を継続的に成長させることに成功します。

ところが、今から15年ほど前から始まった発注元大企業工場の海外移転に伴い
受注量も次第に減少し、やがて窮地に立たされます。

しかしその試練も、辻村さんは更なる技術革新と環境への配慮という
時代のニーズに合った戦略を駆使して乗り切っていきます。

そして製版・印刷部門の経営も一息ついた今、
辻村さんの熱い視線は再び「印鑑彫刻」に向けられています。

辻村・店舗外観

店内には、1本の印鑑が出来上がるまでの工程が細分化して陳列され、
多くの来店客の目を釘付けにしています。

また「印鑑は大事なものだから、時間のあるときにゆっくり選んで欲しい」と、
土日も休まずに営業しています。
もちろん、従業員さんにはしっかり休んでもらい、
土日は辻村さんと奥様が交代で店に出ています。

幾多の困難や障壁に何度も行く手を遮られながらも、
そのたびに新たな手段や戦略を駆使して乗り越え、
それにつれて、より一段とタフになっていくその精神力は、
後に続く者にとって、この上ないお手本であり、励みでもあります。

「辻村さんがあんなにがんばっていらっしゃるのだから」と、
ともすると萎えがちな我が身と心に鞭打つ後進は業界内にも数多くいるはずです。

こんなパワフルな方が丹精こめて彫刻する印鑑は、
持つ人をいつまでも勇気づけ、励まし続けることでしょう。

これ書くと私が誰だかバレてしまうかもしれませんが、
もう18年も前に(恐る恐る)つけたペンネーム?だから、
ご本人もすっかりお忘れでしょう。(と信じて)

ボンバー(またの名を“スーパー・ロングトーカー”)辻村、万歳!

沼津市の印鑑・はんこ屋【辻村】Webページはコチラ

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プロフィール

ガンコならぬハンコ親父

Author:ガンコならぬハンコ親父
印鑑はできれば当店でご注文いただきたいところですが(笑)、
全国には素晴らしい印鑑屋さんが数多くあります。
それらのお店を厳選して勝手にお薦めするこのブログ、
印鑑屋選びにお悩み方のお役に立てれば、これ幸いに存じます。
店名は敬称略で失礼しますよん。

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